「緑をたどるアプローチ」
エクステリアプランニングのご依頼でした。
「お手入れは少し大変になると思うけど、それでも緑があって四季の移り変わりを感じられるような
空間が欲しい。毎日通る場所なので出来るだけ心地よい空間にしたい。」
というご要望で、私同様天然の素材がお好みで、年月が経てばたつほど味わいが出るものを優先して
プランニングに落とし込んでいきました。
駐車場部分にはコンクリートも多用していますが、洗い出し仕上げにして無機質な表情を軽減しました。
そのまわりの緑は踏圧にも強いクラピア(日本に自生するイワダレソウの改良種)を這わせて緑豊かな
駐車場にしました。当然車が乗っても地盤が沈まないように下地はしっかり作ったうえで植えこみます。
ただ、車両がい出入りするため、草が削れることもあると思いますが、回復も早いものなので、こういう
駐車場を作るときは最高のグランドカバーです。
それ以外にも天然石を埋め込んで床面のデザインに変化を加えています。
ハードウッドのフェンス、デッキも採用しました。植栽との相性は天然木にかなうものはありません。
ベースが固まれば、あとは順次植栽を配置していくのみ。
駐車スペースを極力邪魔しないように、とはいえその考えに縛られると空いたスペースに樹木を入れただけ、
というような取ってつけたようなプランになってしまいますので、なるべくその折り合いをつけた配植を
心がけました。
駐車スペースがかなり広い現場ですが、床面の緑も効果的に取り込んで、全体的に自然を感じられる空間に
なったと思います。